うさぎのお腹がゴロゴロ鳴る際の注意点

季節の変わり目は人間にとっても体調を崩しやすい季節ですが、うさぎにとっても体調を崩しやすい季節です。
季節の変わり目でうさぎが調子悪くてうっ滞になったので、そのときの症状、様子・対応した方法は以下となります。
もし、飼っているうさぎが同じようなことが起きた際の参考にしていただければと思います。

 

症状

先日、いつものようにうさぎの朝食をあげようと準備して、
うさぎに与えたところ、いつも、嬉しそうに走り回って喜んで食べるのですが、
今回は、匂いを嗅いだだけでたべようとしませんでした。
「あれ、おかしいな、どうしたのかな」と思い、食べたい気分ではないのかなと考え、そんなときもあるよねって思い、
うさぎが大好物なオーツヘイをだしてみたのですが、
これも全く食べず、じゃあ、ずっと好きでいるペレットをあげてみたけど、ペレットにも興味を持たないでいました。
ただ、じっとしているのではなく、動き回っているので、うっ滞ではないのかなと思い、お腹を触ってみたら、
固くて、これはやばいと、どうしようかと必死に考えました。
ゴロンの仕方もお腹がきになるのか、変なたいせいのごろんの仕方をして、
イライラしているのか、すぐ起き上がってほりほりし、また、ごろんして、また起き上がってほりほりするの繰り返しをしてた。
それからもちろん便秘で全然糞をしなくなりました。

 

対処方法

どうしてもいかなくてはいけない用事があり動物病院にはいけず、その際にとった対応は以下となります。

  1. お腹をマッサージする
    お腹を触らせてくれるのでしたら、まずは、お腹をマッサージしてあげるといいです。
    ただ、マッサージする際にきつくほぐすのではなく、やさしくマッサージしてあげて中につまっているものをほぐすイメージでマッサージをしてあげるといいかもしれません。
  2. 背中をマッサージする
    なぜ、うさぎの背中をマッサージするのと思うかもしれませんが、うさぎのツボは、背中に集中しているらしくそこをマッサージして、つぼをしげきしてあげるといいみたい
  3. お腹を温めてあげる
    これも、お腹を触らせてくれるようだったら、手でもホカロンでもいいので、あっためてあげて、うさぎの胃腸を活性化させるといいです。

※当然一番いいのは、すぐに動物病院につれてってあげることです。上記は、あくまでも、暫定処置となります。

 

今回はこれらを1〜2時間ぐらいやっていたら、うさぎのお腹がキュルキュルと大きめな音で鳴り出しました。最初は、大丈夫かと心配になりましたが、
しばらくすると便秘が治り、排便をするようになって、もう大丈夫かなとでかけて、夜帰ってきたら、朝たべなかったものがきれいなくなっていて、完璧に復調しました。うさぎのお腹が鳴るのは、胃腸が動き出した証拠だったようです。
また、参考までですが、お腹の音がするときというのはうさぎさんの場合腸内にガスが多いときによく起きるそうです。これは胃腸の運動能力が何らかの原因で悪くなったときに、腸内の食塊が発酵し、ガスが発生してこれが動くときにごろごろ音が鳴るという仕組みだそうです。
一番いいのは、やっぱり動物病院行くのがいいので、飼っているうさぎが少しでもおかしいと思いましたら、すぐに、お近くの動物病院に連れてって上げてください。うさぎは弱い生き物なので、処置が遅れてしまうとすぐに亡くなってしまう場合もあります。